BREE

HISTORY

ヒストリー

左:現マネージングディレクター アクセル・ブリー 右:創設者 ヴォルフ・ピーター・ブリー

40 YEARS
BASGS BY BREE

FAMILY BUISINESS

夢の実現に向かってスタートした時、ヴォルフ・ピーター・ブリーとその妻レナテ・ブリジッテの2人のポケットには1万ドイツマルクもありませんでした。1970年、若い2人のカップルがBREEコレクションを創設した年のことです。最初のバッグを世に出したとき、彼らはバイヤー、セールスマン、デザイナーすべてを兼任し、またブランドを方向付ける戦略家であり、彼らが作り出したバッグはすぐに評判となり成功を収めました。自分たちが求めるものを最初からよく知っていたからです。それは品質です。

Brand Building

革新の精神と持続的な価値は、常にBREEコレクションの特徴です。しかしこのアプローチは、1970年代前半にファッションのスポットライトが当たっていたバッグなどの製品では、決して一般的な考えではありませんでした。 当時は伝統的な価値を尊重することと最新のトレンドを追い求めることが両天秤で図られていました。 しかしブリーは長期に渡って革新的なチャレンジを続けながら、様々な成功を重ねていくことでブランドが特徴付けられていきました。 例えばハンティング用のバッグを女性的な解釈でとらえた”LADY TOP”、ナイロンを用いて作られた1番目のトラベルバッグシリーズ” CABRIO”などです。

Natural Leather

彼らのモダンな感覚と斬新な視点は伝統的な素材に向けられました。 これまで優れた高級なバッグに使われる素材の多くにはヌメ革が使われてきました。 しかし、ブリーでは新しいスタイルの通学用バッグやキャンバスとのコンビネーションによるショッピングバッグなどを作るためにヌメ革を使用しました。これらのバッグにヌメ革を用いるという誰も考えなかった新たな世界観をブリーが打ち出したのです。 バッグ作りに熱心に打ち込むハノーバーからきた彼らは鋭い嗅覚によってトレンドを生み出す能力があるとすぐに立証し、時代の心を捉えました。 これまでのバッグにはなかったようなデザインと形によってブリーの製品は新しい時代を開こうとしていた世代の共感を得たのです。

Design Quality

会社の創立からわずか2年後の1972年には、BREEバッグが最初のデザイン賞を受賞して以来、これまでに生み出された製品は数々のデザイン賞を授賞し続けています。 ブランドが早くから成功した理由は、形と機能の快適な融合を求める妥協のない姿勢にあります。完璧なデザインの追及は、その後も広く評価され、今日までBREEのデザインチームの仕事を特徴づけています。これほど多くの賞を受賞しているバッグメーカーは世界でも他にありません。しかし最も大切なことはブリーが追求するこのデザインクオリティーに対する本当の価値観をより多くのお客様が認めてくださることです。

Expansion Strategy

「いつも品質を第一にして行動すれば、いつか必ず成功する。」ヴォルフ・ピーター・ブリーの信念の正しさを歴史が証明し、その結果得られた利益は会社に再投資されました。1976年、最初のフランチャイズショップがスイスにオープンし、ドイツで生まれた新しいブランド”BREE”は海外でも注目を集め始めました。最初の輸出市場となったスイスに続き、まもなく日本と香港が続きました。国際的な事業が拡大するにつれて、会社もまた大きくなりました。今日、BREEは世界700箇所を越えるエリアに進出しています。

Company Headquarters

1993年までに、BREEの取引先は隣国スイスとルクセンブルクだけでなく、香港、日本、米国、カナダにまで広がりました。この年に会社は、ハノーバー近郊イザンハーゲンの新本部に本拠を移しています。新社屋の明確な輪郭は、会社の精神を反映したものです。今日に至るまで、BREEブランドの製品のほとんどがここでデザインされています。製品は世界中で製作されていますが、一つ一つイザンハーゲンの品質管理部が厳密にチェックします。つまり、どのBREE製品も市場に出る前にイザンハーゲンを通るのです。

Range of Product

ブリーのビジネスはヌメ革のバッグ作りからスタートしました。しかし、彼らの生み出す製品はバッグだけではありませんでした。登山などのアウトドアに用いられるカラビナと呼ばれるフックからインスピレーションを受けた”GREIFER”というキーホルダーはブランド設立から間もなく登場し、瞬く間に大ヒット。伝説的な製品となりました。 ブランド誕生以来、ブリーの製品構成は年々に拡大していき、現在ではレディースのバッグやそれを飾る多様なアクセサリー、財布類、トラベルバッグやトラベルツールなど様々なコレクションが世界的に広く知れ渡っています。

Succession

1996年に、ヴォルフ・ピーター・ブリーは突然思いがけなく死去しました。その5年後、彼の息子であるアクセル・ブリーとフィリップ・ブリーの兄弟が役員会に加わっています。二人は他社で経験を積んでから、古くからBREEで働いていた人々と共に、有能な経営陣を組織しました。 彼らの世代に受け継がれた新生ブリーは新たなステップに向かいました。 シンプルでありながら存在感があり、オリジナリティと実用性、アート性を融合したプロダクツを生み出すジャスパー・モリソンのようなエッセンスを取り入れるためブランド設立以来、初めて外部から様々なノウハウを兼ね備えた優秀なデザイナーを迎え入れました。 しかしベースとなるブランドの将来戦略は、会社創始者であり、父であるヴォルフ・ピーター・ブリーの信条を継ぎ、今も同じ目標に向かっています。コレクションをどのように提示し、伝えるかを大切に会社の社是は変わることなく、BREEは「ライフスタイルの横に存在するバッグであること」「常に先頭を切って進むアイデア」を念頭に置いています。

Pleasure at Creating Innovations

BREEはレザー以外の素材にも常に目を向け、合成品も含めた他の素材を積極的に用いることで、刺激的な製品を幾つも生み出し、注目を集めてきました。 ターポリンによって伝統的なドイツの郵便配達人のカバンをモチーフにした”PUNCH”は1996年の登場以降、シリーズは年々進化を重ね今ではブリーブランドのアイコンの1つとなりました。 2004年にはバイエル社(独)と共同開発でスマート・サーフェス技術を用いた特殊なフィルムで暗闇でも内側を明るく照らすバッグを作り、世界初の試みは人々を驚かせました。 2005年に誕生した”DALLAS”はトレンドとして注目されたフェルト生地をスーツケースに用いることで先進的な印象を与え、今も成功しています。2006年、タイヤ生産で有名なコンチネンタル社の協力によって生まれたラバー素材のバッグ”GUM”も新たな試みの1つでした。

Fashion Awareness

物を入れて運ぶための道具として生まれたバッグは時代の経過と共にアクセサリーとしてファッションの一部となりました。そして現代のバッグは単なるアクセサリーではなく、個人のスタイルを示す重要なアイコンの1つとして捉えられるようになりました。オートクチュールに身を包むファッションでさえ、スタイルの確立はバッグの存在なしには考えられなくなっています。 近年のBREEはトップモデルを育成・発掘するオーディション型のテレビ番組”Germany’s Next Top Model”のオフィシャルパートナーを務め、ベルリンで開催するメルセデス・ファッションウィークでは会場で配布する特製のバッグを提供するなど、バッグ業界の枠を越え、ファッション業界でも重要なブランドとして広く認知され、会社は急速な拡大・発展を続けています。 また、ブリーは2009年より、ミュンヘンを拠点に活躍するアイジット・ボスタンによるデザインをコレクションに組み込んでいます。

Worldwide Established Brand

グローバリゼーション化が進む中、我々BREEのビジネスにおいても国際的なマーケット戦略はさらに重要な位置付けとなっています。製品の進化・発展に伴い2003年にブリーショップでは製品と調和の取れた新たなインテリアデザインに変更、2007年からは新たなステップへ進むため、新たなブランドロゴ、製品ラベルの刷新、広告イメージの戦略の変更、ショップのインテリアデザインのコンセプト変更などを行っています。